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せき・喘息外来

呼気NO

NO(一酸化窒素)は好酸球による炎症があると体の中で多くつくられます。そのため吐く息に含まれるNOの量を測ることで、気道に起きている炎症の状態が数値でわかります。この数値が高いと、気道に好酸球性の炎症が生じていることを示します。ぜん息、とくに不安定なぜん息や治療不足のぜん息で上昇しますが、アトピー性皮膚炎や鼻アレルギー、好酸球性副鼻腔炎などでも軽度に上昇します。ただし発作時(肺機能低下時)はむしろ低値となります。
一般的な目安として36ppbを超えるとぜん息の可能性が高くなりますが、それ以下であっても喘息は否定できません。

当院では、チェスト社製のNIOX VEROという器械で測定しています。息を吸って、吐くだけであり簡便な検査です。
医療法人元町病院
〒684-0033
鳥取県境港市上道町1895-1
TEL.0859-44-0101
FAX.0859-44-5623
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