呼吸機能/気道過敏性検査
●気道がどのくらいせまくなっているのかを数値やグラフで表すことができます。
●気道を広げる「短時間作用性β2刺激薬」を吸入する前後で呼吸機能検査を行い、吸入した後のほうが気道が広がるか(可逆性がある
か)を調べます。気道の可逆性はぜん息の特徴の一つであり、ぜん息の診断確定やほかの病気との鑑別のために有用です。
●気道を刺激する薬剤を吸ったときに、気道が反応してせまくなるか(気道過敏性といいます)、呼吸機能検査を繰り返すことにより調
べます。気道が過敏で、少量の薬剤でも気道がせまくなる場合(=気道過敏性が亢進している状態)はぜん息の可能性が高くなります
。ぜん息の重症度や治療が十分であるか、本当にぜん息がよくなっているのかを確認するために有効です。ほか