当院では、X線検査・MRI検査・CT検査・骨密度測定・超音波検査を行っています。
X線検査
X線(赤外線等のような物資を透過する力がある光)を使って体内の様子を調べる検査です。この検査は胸部や腹部、骨など全身が対象となります。
X線が透過しにくい骨などは白く写り、X線が透過しやすい空気などは黒く写ります。胸・腹部の撮影では肺や心臓、腸管など体内の臓器の状態を画像化します。
骨の撮影では骨折の有無などを観察することができます。
MRI検査
Magnetic Resonance Imaging(核磁気共鳴画像法)の略称で、強力な磁場を用いて体内から発生する信号をとらえて画像化する検査です。CTと同様に輪切りの写真を得られる他、あらゆる断面を画像化できます。
CTでは検出するのが困難な「組織の炎症」や「骨挫傷」に関しても評価が行えます。また、X線を使用するレントゲンやCTとは異なり、放射線による被ばくはありません。
当院では最新のAI技術を搭載のMRIを採用し、細やかな検査が可能となります。
最新のAI技術の搭載
ディープラーニング機能による
今までのMRI検査に比べて検査時間の短縮
動き補正技術との同時使用も可能で動きによる検査ストップも軽減する
・ 検査画像の画像改善
・ 画像内ノイズの低減
・ MR特有のアーチファクトの軽減
安定した画質の提供
導入MRI装置のマグネット性能が高い
・装置性能が高く歪の少ない広範囲撮影
動きの影響での画像劣化を抑えた機能
新しい検査の幅を広げる
・肝臓/胆のう/膵臓の検査
・被ばくなく全身のがんの分布を示す検査
・各部位の非造影血管撮影
・非造影の脳の潜流撮像
CT検査
Computed Tomography(コンピューター断層撮影)の略称で、X線のコンピューターを利用して体の断層像(輪切りの写真)を得る検査です。
当院では新しく64列のマルチスライスCTを採用しており、従来よりも撮影時間の短縮(胸部の撮影でおよそ10秒ほどの息止め)、被爆線量の低減、画質の向上を可能としています。
医師の指示に応じて、頭から足まで様々な部位の検査を行っています。
骨密度測定
X線を使って、骨の密度を図る検査です。測定方法は色々ありますが、DEXA法(二重エネルギーX線吸収測定法)と呼ばれる方法が正確に骨密度を測定できます。高い再現性(精度)、低減曝量、測定値が骨折リスクと相関している、などが特徴として挙げられます。
病院によっては測定部位が前腕骨のみ、腰椎・大腿骨の両方だったりと様々ですが、骨粗鬆症の予防と治療のガイドラインで推奨されているのは腰椎・大腿骨部での測定です。なぜなら、腰椎の骨密度は椎体骨折のリスクを、大腿の骨密度は大腿骨折のリスクをもっとも反映しているからです。
当院では、推奨されている腰椎・大腿骨部の測定においてDEXA法を採用しております。
検査時間も5分程度と短く、気軽に検査を行うことができます。
超音波検査
心臓超音波検査も実施できるようにGE社製 Vivid S60Nを導入しています。腹部(肝胆膵)、骨盤部(腎、膀胱、前立腺)、頸動脈、下肢血管、甲状腺などの検査にも対応しています。